磨き
コーティングの持続力,効果は?
ガラスコーティング施工から7年経過しましたが...
7年前に新車で購入された時に コーティング施工していただいた お車が縁あって再び入庫してきました。3回目の車検を受けられたばかりで 走行性能は まだまだ大丈夫,では塗装の方はいかがでしょうか?
上の画像をご覧になってわかるように いい艶を保っていました。ちなみにオーナーさんは女性の方で洗車以外のお手入れはなさっておられません。この7年の間に何度かメンテナンスは受けていただいております。車庫保管という好条件はありますがどちらかというと7年間経過して この状態ですから,改めてガラスコーティングの保護力に脱帽です。
勿論 塗装の弱っている部分も..ドアミラー,ルーフスポイラー等の樹脂部の塗装は若干の色褪せも.... ドアミラーの画像,赤い矢印で左半分が磨いた状態,右半分の艶が衰えているのがわかるでしょうか? 「愛車を更に大切に乗りたい!」 そんなオーナーさんの願いを受けて もう一度新車の輝きにチャレンジです。
艶,輝きを維持しているとはいえ,流石に7年間の歳月は 色々な傷みがありました。塗装だけではなくヘッドライトも表面のクリアーに傷みもあり 大がかりなお車全体のリフレッシュ作業となりました。
磨いたボディは一度洗車,そして脱脂してからのコーティング剤の塗りこみ,赤外線ヒーターによる乾燥作業となります。そしてコーティング剤を塗り終えたボディがこれです!
見事に復活! とても新車から7年経過のお車の輝きとは思えません。やはりコーティングは新車からの施工がお勧めですねー。
外で見るお車の色は薄い黄色に見えます。 新車に復活した愛車を オーナーさんがどんなお顔で対面するか?とても楽しみです。
今日も磨かせていただいています!
塗装のチェック!
お車を磨く…ということは塗装を磨くということです。その塗装がどういう状態かを事前に確認することは大切な作業となります。まずは肉眼で状態を確認し,そのあとは上の画像にある膜厚計で塗装の膜厚を測定していきます。その上でどういう処置をして磨き上げるかを決めていくんです。
こちらは新車から二年半経過のお車! 洗車はご自分で手洗い,手がけのコーティングなどで大切にお手入れされていらっしゃったのですが ボディの表面は 御覧の通りの渦巻き状のキズが….
白いボディでわかりにくいかと思われますが右半分が磨いた状態です。気になるキズもスッキリ消えています。ずっと手洗いされていたことも幸いしキズ浅いものがほとんどでした。
塗装の状態を知ることは その状態に応じた治療(磨き)が出来るということです。磨き方は 塗装の負担を最小限に抑えるマスタライズ工法です。コーティングの施工で入庫のこのお車のご紹介は明日に続きます。
塗装の傷み..
これは何でしょうか?
ぼやーっと映る照明…一体何の画像と思われるでしょうか? するどいみなさんは すぐにお判りでしょう,そう お車のボンネットなんです。新車から丁度5年経過のお車なのですが,いろいろな傷やシミ付いており 塗装の傷みが激しい状態です。
半分だけ磨いてみると…キズやシミが無くなりました。 塗装の傷み具合にもよりますが こんな風に蘇らせることも可能なのです。と言っても単にコンパウンドで磨けばいいというものではありません。キズを無くすということは通常そのキズの深さまで塗装を磨く(削る)ということなのですから….磨くことによって塗装を薄くすれば塗装の耐久性が著しく低下していくのです。傷んだ塗装に極力負担を少なくして磨き上げるのがマスタライズ工法なのです。
ボンヤリとしか映らなかたっ照明も クッキリときれいに! もちろんキズやシミなどの塗装の傷みも取れています。塗装の傷み具合にもよりますが,新車の頃のような輝きに蘇らすことも不可能ではないんです。でも新車の時にコーティングを施工しておけば こんな状態にはなりにくいのですよ…
車を磨く環境,設備は大事です。 でもそれ以上に大切なことも….基本的な磨き方があっても塗装の状態に応じて磨き方をアレンジ! そう 塗装は生き物だから やりかた次第で大きく輝きが変ります。それが出来るかは己の技術と知識次第なんですね。