新車での施工が得お薦めです…
2019/10/20
厳しい北陸富山の冬..「 何がそんなに厳しいのか?」と 雪の降らない地域の方は思われるかも知れません?他県から来て 実際に富山県にお住みになった方は 実感されているかと思われます… 寒い,天気が悪く重く湿った雪が降る,一晩で50~60㎝の雪が積もることも, 一気に積もった雪で道路は渋滞,家の前や駐車場の除雪をしなければならない,車の上に積もった雪をおろさないと走れない等々 寒さと雪の弊害は数知れず… そんな雪の積もった,また凍結 圧雪した道路,更には凍結防止剤のまかれた道路を走ってくれるのが大切な愛車です。 そんな中を走る訳ですから ボディは汚れ,下回りは錆びる… お車のダメージは大なのです。
新車から3~5年お乗りになったお車の下回りは こんな風に錆が発生していきます。
鉄板の境目に 水が溜まり錆びていくのですが,その水は凍結防止に使用される塩カリの解けた塩水です。塩カリが錆発生の大きな原因になっていくのです。
経年車の場合 スチーム洗浄等で汚れや砂.泥を落としきれいな状態にして 乾燥させたのち錆びた部分に錆転換剤処理を施します。 赤サビを黒サビに転換ということですが,実際のところ金属に一度入り込んだ錆を完全に止めることは不可能,錆びたところは再発する可能性大とご理解いただいております。だから 錆びる前の新車時の施工が有効となるんです。
錆転換処理後,マスキングを施し アンダーガードを塗り込みます。年々 凍結防止剤(塩カリ)のまかれる量は増えるばかりです。長くお乗りになる愛車の下回りが錆びることは心配せず乗りたいものですね。
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